主にコレクター向けに、他社が出していないコアな商品を多数提供している「おもちゃの神様」。
そんな「おもちゃの神様」からスクリューダウン用のデッキケースが発売されていると聞いて早速購入してみた。
特にスクリューダウンはかさばりやすく、UVカットがされていない商品も多いので上手な保管方法を気になっていた人も多いはず。
実際にポケバンクが購入して色々と試したのでレビューしていこう。
Contents
スクリューダウン用デッキケースの特徴
おもちゃの神様から発売されている本商品の正式名称はスクリューダウン用デッキケース。
デッキケースという名前ではあるが、用途としてはスクリューダウンやマグネットローダー、PSA鑑定品などを入れるコレクションケースとしての用途が前提となっている。
スクリューダウン用デッキケースの外観
早速購入した商品を開けてみると、外寸サイズは20×14.5cmとなっており、サイズ感としては通常のケースよりも縦幅が大きいように感じた。
外観素材はPUレザー(合皮)で、汚れなどがつきにくくなっている。
全体の所感として、前面に余計なロゴなども一切ないことから高級感がある印象。
側面はケースの上部をフタが覆っており、こちらもロゴなど何もなくシンプルなデザインとなっている。
フタはマグネットになっており、しっかりと固定されていた。
手でフタを開くと覆っている部分がガバっと開き、お風呂のフタにあるようなジャバラ形式で開く仕様。
スクリューダウン用デッキケースの内観
内面は柔らかいナイロンで出来ており、クッション性がある素材が使用されている。
内面だけでなく、フタ部分もすべてナイロンで統一されているので、スクリューダウン用デッキケースに入れた状態でカバンなど持ち運びをしても中身が傷つく恐れがない。
スクリューダウン用デッキケースの使用例
スクリューダウンを入れてみる
実際にカードを入れていこう。
今回、名称にもあるようにスクリューダウン用デッキケースということなので、ポケバンクの手元にあるスクリューダウンで試してみた。
商品紹介では1/4インチサイズのスクリューダウンが約25枚収納可能とのことだったが、ポケバンクは1/4インチがなく1/2インチサイズしか持ち合わせがない。
収納枚数は減るが、それでも10枚程度入れられればいいかなと思ったのだが、実際に入れてみたところなんと横幅の関係で入らないのだ。
ここで調べて気づいたのだが、1/2インチのスクリューダウンと1/4スクリューダウンでは本体のサイズが微妙に異なるらしい。
- 1/2インチのスクリューダウン:
- 1/4インチのスクリューダウン:
スクリューダウン用デッキケースの内寸は13.7×8.2×18.9cmなので、横幅・縦幅ともに足りないという結果になった。
一応、無理やり入れようと思えば横にすれば入るのだが、これでは本末転倒なので購入検討している人はしっかりと注意してから購入するようにしよう。
スクリューダウン用デッキケースはスクリューダウンだけの専用ケースではない。
商品説明ではPSA鑑定品やマグネットローダーも入るとのことだったので、それらも試していこう。
PSA鑑定品を入れてみる
気を取り直して、まずはPSA鑑定品から。
早速入れてみたところ、まさにジャストサイズ。
横幅はこれでもかというくらいピッタリで、PSA鑑定品が手前に倒れてこないくらいにフィットしている。
また、上部の高さもわずかに数ミリ余裕があるくらいなので、フタをしても邪魔することがない。
一方で、あまりにピッタリなのでPSA鑑定品をジップ付きの袋や保護フィルムに入れている人は注意が必要。
ケース自体はなんとか入るが、ジップの部分がフタと鑑賞してしまい閉まらなくなってしまう。
PSA鑑定品をスクリューダウン用デッキケースに入れる場合にはそのままの状態で入れるようにしよう。
PSA鑑定品なら30枚前後は入りそうなので、たくさん持っている人はスクリューダウン用デッキケースを活用できそうだ。
マグネットローダーを入れてみる
続いて、アルティメットガードのマグネットローダーを入れてみよう。
こちらはPSA鑑定品よりも上部にかなりの余裕がある。
横幅に関しては、保護フィルムを上から重ねた状態のマグネットローダーでも余裕をもって入れることができた。
商品説明では35ptのマグネットローダーが23枚収納可能とのことだったが、実際に試してみたところ25枚でピッタリ。
これだけしっかり入れてもスクリューダウン用デッキケースのサイド部分には切り込みがあり、そこからつまむことでマグネットローダーを簡単に取り出せる。
大量にマグネットローダーを持っている人には、スクリューダウン用デッキケースを複数個購入して使うことも十分に実用的だろう。
フルプロテクトケースを入れてみる
最後に、フルプロテクトケースで試してみた。
マグネットローダーよりも小さいので、かなりスクリューダウン用デッキケース内で余裕があるように感じられた。
ケース自体が薄いので、試してはないが50枚以上は入りそうに思える。
PSA鑑定品・マグネットローダー・フルプロテクトケースでそれぞれサイズ感が分かるように並べるとこういった感じになる。
やはり、フルプロテクトケースだとケースの縦幅が有効活用できていない感じがするので、使用するのであれば1/4インチスクリューダウンか、PSA鑑定品、マグネットローダーのいずれかになりそうだ。
スクリューダウン用デッキケースのフタがマットとして使える
ここまで、色々なケースをスクリューダウン用デッキケースに入れて試してきたが、気づいたことがある。
それは、前述したジャバラの様になるフタが非常に良い役割をしてくれるのだ。
コレクション品をケースからだして鑑賞する際、ケース自体に傷がつかないように取り出してから置く場所に気を遣っていた。
だが、スクリューダウン用デッキケースはジャバラのようなフタのサイズが大きく、この部分もナイロンで出来ているので安心してコレクション品を取り出しておける。
今までポケバンクはコレクション品を取り出す度にプレイ用マットを敷き、その上に置いていたのだが、スクリューダウン用デッキケースを使えばそういった煩わしさから開放される。
スクリューダウン用デッキケースのレビューまとめ
今回、1/4サイズのスクリューダウンを持っていないが故に、すべてのコレクションケースを試すことができなかった。
だが、PSA鑑定品・マグネットローダー・フルプロテクトケースと、これ1つでほぼすべてのコレクションカードが収納できるのは非常に汎用性が高く、重宝されそうなデッキケースだと感じた。
コレクションが進むにつれて収納方法に困る人も多いと思うので、そういった人にはぜひ試してもらいたい商品だ。