ポケカのスリーブ選びは重要だ。
人によってスリーブに求めることはそれぞれ。
まるで付けていないかのような透明感・硬さ・頑丈さ・フィット感など。
先に結論を言うと、このKMC カードバリアー サイドインパーフェクトは高い透明感とフィット感を求める人に最適なスリーブだ。
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トレカ界で堂々たるKMCブランドから横入れタイプのスリーブが登場
スリーブのブランドは数多ある。
そんな中でもカードショップに行けばまず置いてあるのがKMCブランドだろう。
黒に赤いパッケージ。
きっと一度はどこかで見た覚えがあるだろう。
なぜどこのショップでも置いてあるか。それはこの商品が、このKMCブランドがそれほど優れているからに違いない。
KMCブランドの特徴を引き継いだシンプルかつ完璧なサイズ感
KMCブランドのスリーブには大きな特徴はない。
それはスリーブが主役でないことを理解しているからだ。
トレカを、ポケカを守る。保護する。
これだけに特化しているので余計な機能はいらない。
ホコリや汚れからカードを守れればいいし、その守る存在でありながら視認性を邪魔しないこと。
それを追求した結果がこの商品である。
KMCブランドの特徴でもあるジャンルフィットするサイズ感はKMC カードバリアー サイドインパーフェクトもしっかりと引き継いでいる。
サイズは横64mm×縦89mm(厚さ0.05mm)となっており、これはポケカを入れた際にぴったりとフィットするサイズだ。
厚みも0.05mmという絶妙な厚みによって、薄すぎず厚すぎない。
まさに邪魔はしないが、役に立たないわけでもない、完璧に計算しつくされたサイズ感といえよう。
横入れになることで今までの悩みがなくなった
KMC カードバリアー サイドインパーフェクトの最大の特徴は商品名にもあるようにサイドイン、つまり横入れになったことである。
この横入れができるのが非常に素晴らしい。
まず、この商品は基本的にインナースリーブと呼ばれるもので、1重で使用するケースは少ない。
このKMC カードバリアー サイドインパーフェクトの上からポケカ公式キャラスリーブや、アウタースリーブと呼ばれるものを重ねて使用するのが一般的だ。
その際に今までの商品だと、どうしても空気が入ってしまう。
これが1枚や2枚のカードであればそこまで気にならないが、ポケカの60枚デッキともなるとシャッフルするのが大変なほどの厚みになることも。

左が通常の立入れタイプ、右が横入れの当商品。カード5枚分ほどの厚み差があるのが分かる
ほとんどの人が空気を抜くためにデッキを手のひらで押し込んで空気を抜いていると思うが、通常の上が空いているスリーブの場合、2重スリーブをしたときに空気穴が上か下に統一するか、インナースリーブで上を開けてアウタースリーブで下を開けるという反転させる入れ方になる。
そうした場合に空気が上手く抜けず、結果としてデッキの厚みが出てしまい、プレイイングの際にデッキカットがしづらいということがあった。
しかし、KMC カードバリアー サイドインパーフェクトであれば横一面が空いているので、空気の出口が広い。
それはつまり、空気を抜きやすいということを指している。
これによって、2重スリーブをした際にホコリや汚れからカードを守りつつも、プレイイングのしやすさは損なわないという両立が可能になった。
マグネットローダーとの相性も完璧
KMC カードバリアー サイドインパーフェクトのサイズは前述した通り、横64mm×縦89mmになっている。
これは、KMC カードバリアー100パーフェクトという通常の立入れタイプとも公式サイズは同様だ。
だが、不思議なことにマグネットローダーに入れたときのフィット感がまるで違う。
おそらく空気穴を上にするか、横にするかで製品自体の外寸が若干違うのだろう。
KMC カードバリアー100パーフェクトだとわずかにスリーブを挟んでしまうことが気になっていたのだが、KMC カードバリアー サイドインパーフェクトであればその悩みから解消された。
マグネットカードケースとKMC カードバリアー サイドインパーフェクトはポケバンクにとって手放せない組み合わせとなっている。
コスパ良し・透明性良し・2重スリーブの相性良しの最強スリーブ
KMC カードバリアー サイドインパーフェクトは値段も非常にお手頃で、他メーカーのスリーブと比べても値段は大差ない。
しかも前述したように、ほぼすべてのショップに置いてあるほどの定番商品でもある。
ぜひインナースリーブを検討している人、そして特に悩んでいない人にも、一度は手にとって使ってみてもらいたい商品だ。