コロナによってポケカプレイヤーの対戦環境は大きく変わった。
これまでの対面が当たり前の対戦環境から一転、コロナの感染拡大を防ぐため非対面が推奨されるようになったのだ。
通称、リモートポケカ。
ビデオ通話で対戦相手と繋ぎ、画面を見ながら対戦を行うスタイルだ。
外に足を運ぶ必要がなく、インターネットを利用して全国どこの相手ともポケカをプレイすることができる。
大会が自粛されたことによって、リモートポケカをする人口は2021年にぐっと増えた。
そんなリモートポケカをする際にいくつか注意しなくてはいけないことがある。
スマホやPCで相手の画面を見ながらプレイをするわけだが、やはり対面と比較すると細かい文字が見えづらい。
ポケカの効果もそうだが、ダメカンもその一つだ。
公式から販売されているアクリルダメカンはおはじきのようになっていて、数が多く対戦中に面倒なシーンが多くある。
そこで登場したのが、このダメカンダイス。
サイコロの形状でダメカンとして用いることで、ダメージの計算もしやすく、視認性もぐっと向上した。
今回はおもちゃの神様から発売されているダメカンダイスについてレビューをしてみよう。
Contents
ダメカンダイスの特徴
ダメカンダイスはその名の通り、ダメカンをダイス=サイコロにした製品である。
サイコロということは6面あり、それらを活用することでアクリルダメカンよりも利便性が格段に向上した。
ダメージのパターンに複数対応
通常のアクリルダメカンの場合、印刷されているダメカンの種類は3パターンしかない。
- 10
- 50
- 100
例えば、190のダメージを受けた場合、100のダメカンを1つ、50のダメカンを1つ、10のダメカンを4つと計6個もカードに乗せる必要があった。
だが、このダメカンダイスは6面あるため6種類のパターンの面が存在している。
- 10
- 20
- 30
- 40
- 50
- 100
先ほどの190ダメージの場合、100の面を上にして1つ、50のダメージを上にして1つ、40のダメージを上にして1つと計3個になる。
単純に半分の量で済む。
更にこれが、追加でダメージを受けたときも非常に楽なのだ。
10ダメージを追加で受けた場合、190+10なので200ダメージ。
アクリルだと50と10のダメカン計5個をすべてつまんで、更に100のダメカンを乗せてとやっていたのが、ダメカンダイスであれば50の表示を100にし、40の表示のダイスは除けばよい。
これが対戦中に何度も繰り返し行うことを考えると、ダメカンダイスの便利さに感動するはずだ。
20個入りの大容量で友達と一緒に使える
基本的にダメカンダイスを使えば、1つのポケモンに乗るダメカンダイスは2個〜3個程度だろう。
ベンチポケモンと合わせても、大戦中にせいぜい10個あれば十分に足りる。
だが、本製品はなんとそのダメカンダイスが20個入りになっている。
20個をすべて対戦中に使用したケースは、ポケバンクはこれまでに一度もなかった。
そのため、本商品1つあれば友達と一緒に使うことも可能だ。
アクリルダメカンだと、対戦途中でどっちのものか分からなくなってしまい紛失するケースもよくあるが、ダメカンダイスであればそういった心配も少ない。
ダメカンダイスを収納するケースと収納袋付き
当商品にはダメカンダイスだけでなく、ダイスを収納する専用ケースとさらに持ち運びに便利な収納袋がセットになっている。
収納ケースにはGXマーカーと毒、やけどマーカーやコインもまとめて保管することができるので、大会や持ち運びに重宝する設計だ。
ダメカンダイスが入った収納袋1つにすべてをまとめることでき、荷物をスッキリとさせることが可能となる。
ダメカンダイスの注意点
ダメカンダイスは20個入りの商品だが、10〜50と100の表記があるサイコロが20個入りとなっている。
これはこれで便利なのだが、やはり70ダメージや180ダメージといった、区切りが悪いダメージだと複数個を乗せる必要があった。
後継商品として、やや値段は張るが24個入りの白いダメカンダイスには複数のダメージ表記があるので、とにかく乗せるサイコロの数を減らしたいという人にはこちらがおすすめ。
10〜60表記が6個、70〜120表記が4個、130〜180表記が4個、190〜240表記が4個、250〜300表記が2個、310〜360表記が1個、計21個がダメージ用ダイス。
これに加えて、どく・やけど表記が2個、オモテ・ウラ表記が1個の計24個入り。
なんといっても、10〜360のダメージまでがすべて1つのダメカンダイスで済むので、やや該当するダメカンダイスを探す手間は増えるが好みで使い分けてもらいたい。
ダメカンダイスのレビューまとめ
JCSなど公式の大型大会でも使用する人が増えているダメカンダイス。
一度使うと、その扱いやすさに感動すること間違いなし。
対戦中、余計なことに気を使いたくないという人にはぜひ試してもらいたい一品だ。