【やのまん コレクションカードバインダー レビュー】ポケカ公式ファイルと同様の使い心地を安価に

コレクションカードバインダー外観

ポケカを手軽に大容量保管できることで人気のコレクションカードバインダー

ポケカ公式では様々なポケモンのデザインで提供しているが、その原点とも言える商品がコレクションカードバインダーだ。

幼い頃から、ポケカ以外でも使ったことがある人が多い商品。

今回はそんな王道ともいえるコレクションカードバインダーについて、ポケカ公式ファイルとの違いも含めてレビューしていこう。

※ポケカ公式ではコレクションカードバインダーではなく、コレクションファイルとして提供している

コレクションカードバインダーの特徴

コレクションカードバインダー外観

コレクションカードバインダーは、ほとんどの人が当たり前に使っているため目立った特徴と言えるところが少ないかもしれない。

だが、コレクションカードバインダーが公式でもほぼ同様の仕様になっているからには、王道の商品となり得た特徴があるわけだ。

片面9ポケットでカードを大量に収納可能

コレクションカードバインダーを開いた様子

コレクションカードバインダーは片面9ポケット、見開きで合計18枚を収容可能。

コレクションカードバインダーシリーズには小さいサイズの4ポケット、大きいサイズの12ポケットがあるが、一番人気はやはり9ポケットとなっている。

その理由はなぜか。

単純に多くのカードショップで売られているのが9ポケットだからというのもあるかもしれない。

だが、ポケカ視点で考察してみると、もっとも使いやすいサイズが9ポケットであることが理由だろう。

なぜなら、ポケモンには大きく進化形態が3パターン存在する。

  • 進化なし(例:ホウオウ)
  • 1進化(例:コダック→ゴルダック)
  • 2進化(例:ヒトカゲ→リザード→リザードン)

特に人気なのが御三家にも共通している2進化ポケモンだ。

もともと、原作ポケモンでも2進化ポケモンは姿かたちを変えてレベルアップとともに強くなるポケモンとして多くの魅力があった。

そして、その人気はポケカにも共通している。

2進化ポケモンの場合、ポケモンは3体存在する。ポケカでは3枚分に相当。

ここで話を戻すと、9ポケットにした場合、縦3ポケット×横3ポケットとなるので、進化系統を一列に並べることが可能になる。

当然、見栄えの美しさもあり、コレクションをしていくにつれて「あのカードが足りない」など不足分を直感的に把握することもできるわけだ。

コレクションカードバインダーの1枚だけカードが入っていない状態

この場合、リザードンが足りないということが一目瞭然

進化なしポケモンや1進化ポケモンであっても問題ない。

1進化ポケモンと進化なしポケモンを横に並べることで、3枚分となりまとめることができる。

コレクションカードバインダーを広げた様子

ベトベトンの左にはベトベターがくる。右下のワタッコは隣にあるのではなく、1ページ後ろにあるので、この場所には進化なしポケモンを配置する予定

つまり、利便性としても9ポケットはポケカにピッタリというわけだ。

フラップ機能付きで逆さまにしてもカードの落下を防げる

コレクションカードバインダーのフラップ機能

コレクションカードバインダーには各ポケットにフラップと呼ばれるツバの部分がある。

ポケカをポケットに収納後、フラップを被せることでカードの落下を防ぐことが可能になる仕組み。

小さいお子さんが取り扱ったり、コレクションカードバインダーをかばんに入れて持ち運ぶ際など、コレクションカードバインダー自体を逆さにしてもカードが簡単に落下しない仕組みは安心だ。

このフラップ機能には是非を問う声があるが、もし不要と感じる場合にはフラップを被せずに、その上からカードをポケットに収納することで使わないという選択肢もできる。

頻繁にカードを取り出す場合など、状況に応じて使い分ければ良い。

カードシートの順番を入れ替え可能

コレクションカードバインダーは、カードシートを中央の4穴で挟むことでバインダーとして使用している。

そのため、カードシートの順番を任意のタイミングで自由に入れ替え可能。

例えば、コレクションしていく中で途中のカードシートが1枚ではなく2枚分必要になったとき、真ん中にページを継ぎ足したり、先頭にページを持ってくるなど自由が利く仕様なのだ。

中央に穴がないコレクションファイルだと、ページの入れ替えができずに途中ですべてのポケカを取り出し、もう一度入れ直すといった作業が発生することもある。

そういった意味で自由が利く仕様のコレクションカードバインダーは人気があるのだろう。

プラスチック製の留め具でカードや人の手を痛めづらい仕様

コレクションカードバインダーの4穴

以前のコレクションカードバインダーは留め具のD型リングが金属製であった。

そのため、開閉時に力が必要で、小さいお子さんや女性だと手を挟む危険があり、あまりオススメできなかった。

更にページをめくった際にポケカと金属部分が擦れることで、ポケカに傷がつく恐れもあったのだ。

だが、製品リニューアルによって、現行で販売されているコレクションカードバインダーはすべてプラスチック製となった。

耐荷重性能はそのままに、より安全性を重視した仕様となっている。

リフィルの購入で更に収納枚数アップ

コレクションカードバインダーは購入時に9ポケットカードシートが6枚付属している。

そのため、購入した時点で108枚のカードが収納可能。

だが108枚では足りず、もっとポケカを収納したい人もいるだろう。

そんな時はリフィル購入で9ポケットカードシートを継ぎ足すことができる。

ポケカの入れ方にもよって変動するが、最大で9ポケットカードシートを20枚ほどは余裕をもって使えるだろう。

リフィルはシート8枚入りなので、これを2つ購入してちょうどといった具合だ。

コレクションカードバインダーの使い方

ポケカの収納方法

コレクションカードバインダーの使い方はとても簡単。

どのようにポケカを配置するかは、各個人の好みによって異なるが、基本的には各ポケットにポケカを縦に入れて後はフリップを被せるだけ。

前述したようにフリップを被せずに縦に入れるだけでも収納できる。

コレクションカードバインダーは各ポケットのサイズがポケカよりもかなり大きい。

そのため、スリーブなしで入れるとポケット内でカードが動いたり落下しやすくなる。

オススメは2重スリーブをすること。

KMC カードバリアー サイドインパーフェクトをしてからオーバースリーブをすることでサイズがピッタリとなる。

カードシートの入れ替え方法

コレクションカードバインダーはカードシートの入れ替え方法も簡単だ。

バインダー中央の留め具にある4穴それぞれをつまむことでツメが開く仕組みとなっている。

コレクションカードバインダーの4穴を開いた様子

後は好きなカードシートの順番に入れ替えてから、各穴を閉じれば完了。

留め具がプラスチック製になったことで、軽い力で開閉できるので小さいお子さんでも安心な設計だ。

コレクションカードバインダーの注意点

従来の金属製の留め具からプラスチック製になったことで、ページをめくる際の突っかかりが減った。

だが、それでも気をつけないと折りたたんだ際に留め具の山がポケット左端のポケカに当たってしまうことがある。

意識して気をつけることで、めくる際にポケカが当たることはほとんどないが、まれに気づかずに押してしまったりするとポケカを痛めることもあるので注意しよう。

コレクションカードバインダーとポケカ公式ファイルの違い

ポケカ公式ではファイルという名称だが、実はコレクションカードバインダーと同じ留め具を使用しておりまったく同製品となっている。

ポケカ公式でもリフィルが販売されており、コレクションカードバインダーのものとどちらも流用することが可能だ。

コレクションカードバインダーとポケカ公式ファイルの比較

左がポケカ公式ファイル、右がコレクションカードバインダー。カードシートに刻印されているロゴや穴の余白サイズが多少異なるのみ

2つの商品の違いとしては、ファイルの外観のデザインのみなので、お好みで選ぶといいだろう。

コレクションカードバインダーのレビューまとめ

ポケカ公式も類似商品を出すほど、ポケカを収納するためのカードバインダーはこれ一択と言ってもいいほどの定番商品。

まずはもっとも安価にコレクションを試してみたい人は、ポケカ公式のファイルよりもコレクションカードバインダーの方が価格が安いため、こちらから試してみるといいだろう。

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