スクリューダウン最大の弱点、それはUVカットができないことにある。
せっかくスクリューダウンを使うのだから、ほとんどの人が観賞用として飾ることを前提としているだろう。
だが、スクリューダウンに入れたお気に入りのポケカが紫外線で色褪せてしまったらどうか。
紫外線でのカードの日焼けは少しずつダメージが蓄積する。
直射日光でなくとも、何ヶ月・何年とそのままだと虫歯のようにカードは悪化する一方だ。
そんなスクリューダウンにUVカット機能をもたせることができるのが、C2 FACTORYのアクリルUVカットプレート。
前回の記事でアクリルフレームを装着してスクリューダウンに入れた未開封プロモを、こちらのアクリルUVカットプレートを使って紫外線からも守るように装着してみた。
さっそくレビューしていこう。
アクリルUVカットプレートの特徴
1商品2枚入り
C2 FACTORYのアクリルUVカットプレートは1商品でUVカットプレートが2枚入り。
値段も手頃(2枚入りで1080円)で、UVカット仕様のスクリューダウンをわざわざ買うよりコスパが良い。
UV97%カット
商品パッケージには大きく、UV97%カットと主張されている。
人気商品のフルプロテクトケースでさえ、UVカットは85%。
97%のUVカット率は他のコレクション用アイテムと比べてもとりわけ高い遮断率だ。
アクリルUVカットプレートの使い方
アクリルUVカットプレートを使う場合、ベストな組み合わせとしては1/2スクリューダウン+アクリルフレーム+アクリルUVカットプレート+Sサイズネジ穴となる。
1/2サイズのスクリューダウンの場合、アクリルフレームとアクリルUVカットプレートを重ねて使用すると厚みも増すため、純正のネジでは留めることができない。
そのため、別途発売されているSサイズのネジを購入しておく必要がある。
純正のネジと比べて、Sサイズのネジは約2mmほど長さがあるため、アクリルフレーム+アクリルUVカットプレートという2重組み合わせでも問題なく留められるようになるのだ。
さっそく、梱包から取り出してみよう。
アクリルUVカットプレートは前面と後面に傷や汚れを防ぐフィルムが貼ってある。
実際に装着する直前に剥がすことで、綺麗な状態で使用できるのだ。
手順としてはまず、通常とおりスクリューダウンのネジ穴を開いて後面にアクリルフレームを載せる。
そして、アクリルフレームのくぼみ部分に未開封プロモを載せる。
今回のモデルも手元にあったYU NAGABAのピカチュウ。
ここから、いよいよアクリルUVカットプレートの登場だ。
フィルムを慎重に前面と後面部分とも剥がしていく。
フィルムを剥がしたら、アクリルフレームの上にアクリルUVカットプレートを重ねる。
この順番は必ず間違えないようにしてもらいたい。
前面から、スクリューダウンの表→アクリルUVカットプレート→アクリルフレーム→スクリューダウンの裏である。
アクリルフレームとアクリルUVカットプレートは前後逆でも使えるが、そうするとUVカットの意味がなくなってしまうからだ。
最後に、スクリューダウンの表部分を載せたら、
いつも通りネジ穴を締めていく。
もちろん、ここで使うネジ穴は純正の金色のネジではなく、購入したSサイズのネジとなる。
実際にアクリルUVカットプレートを装着した状態がこちら。
透明度バツグンで、アクリルフレームとアクリルUVカットプレートを使っているが、なにも挟んでいないかのような美しさである。
サイド部分をみると、しっかりとSサイズのネジ穴であれば背面のスクリューダウンまでネジが通っているのがわかる。
次に、あえて少し大きいサイズの未開封プロモを入れてみることにした。
以前の記事でも紹介したポンチョを着たピカチュウの未開封プロモは、通常の未開封プロモより一回り以上サイズが大きい。
こちらにアクリルフレーム+アクリルUVカットプレートの組み合わせをしたのがこちら。
パット見では何の違和感もなく装着することができた。
だが、実際には未開封プロモの長さ故に四隅が少しだけネジ穴に被さってしまっている。
雑にネジ締めをすると、ネジ穴にプロモの端部分が巻き込まれてしまってパックが破けてしまいかねない。
だが、気をつけて入れていけば大きいサイズの未開封プロモでもぎりぎり使うことができそうだ。
ポンチョを着たピカチュウのように、高価な未開封プロモは鑑賞する際の日焼けには特に気をつけたい。
だが、その一方でスクリューダウンに入れて美しく眺めたい気持ちも強いのだ。
やる際には自己責任だが、大きいサイズの未開封プロモでもC2 FACTORYのアクリルフレームとアクリルUVカットプレートは装着することができるので、試してみてもよいだろう。
アクリルUVカットプレートのレビューまとめ
スクリューダウンにアクリルフレームとアクリルUVカットプレートを重ねて使用することで、UVカット+湿気対策+折れ対策という最強の組み合わせが完成する。
さらにはその状態で鑑賞も可能となるので、まさにこれが至高の存在といえよう。
スクリューダウンにポケカを入れるのであればぜひ使ってもらいたい組み合わせ。
気になった人は公式サイトを覗いてみてはどうだろうか。